最近はまっている関裕二さんの連載が「歴史街道2006年9月号」から開始されたので購入してみよう…と思ったらすでに書店の店頭にはなかったので Amazon にて注文。
連載テーマは『「流通」と「戦略」で読み解くヤマト誕生の真実』。
すでに宅配にて自宅に到着しているみたいなので、帰ったら早速読んでみよう。
「Books」カテゴリーアーカイブ
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古代遺跡をめぐる18の旅
久々に本の情報を更新してみます。
古代遺跡をめぐる18の旅 関 裕二 講談社 2006-04-21 |
歴史作家・関裕二氏オススメの古代遺跡コースガイド。
この本には18の遺跡が紹介されているがどれも興味深いものばかり。
纏向遺跡(奈良)
三内丸山遺跡(青森)
荒神谷遺跡・加茂岩倉遺跡(島根)
さきたま風土記の丘・稲荷山古墳(埼玉)
吉野ヶ里遺跡(佐賀)
池上曽根遺跡(大阪)
亀形石(奈良)
唐古・鍵遺跡(奈良)
遠所遺跡・入佐山三号墳(京都・兵庫)
妻木晩田遺跡(鳥取)
青谷上寺地遺跡出(鳥取)
出雲大社境内遺跡(島根)
鬼ノ城(岡山)
高良山(福岡)
金田城(長崎)
西都原古墳群(宮崎)
小迫辻原遺跡(大分)
上野原遺跡と二つの高千穂峰(鹿児島・宮崎)
古い遺跡が好きなわりには、紹介されている遺跡に行ったことがない…。
いままで近くまで行っているはずなのに見落としていたところが多いので、旅行や出張の機会には忘れずにチェックするようにしたい。
近いところでは7月には友人の結婚式で宮崎を訪れる予定なので、まずは西都原古墳群からまわってみようかと考え中。
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男の作法
池波正太郎さんの「男の作法」を読みました。
三年前に出版された『男の作法』が、このほど新潮文庫へ入ることになった。何としても忸怩たるおもいがするのは『男の作法』というタイトルだ。私は、他人(ひと)に作法を説けるような男ではない。しかし今度も、前に出したときのタイトルゆえ、変えないでくれとのことで、仕方もなく、そのままにしておくことにした。
どうか、年寄りの戯言とおもわれ、読んでいただきたい。そうすれば、この本は、さほど、おもしろくないこともない。
文庫版の再刊についてより引用
この本は、池波正太郎さんへ佐藤隆介さんと編集者が質問するという「語りおろし」の体裁です。
生活(衣食住)に関する男の作法がぎっしり詰まっていました。時代が違っても「こんな男になりたい」と思ってしまうような男のバイブル的な本ではないでしょうか。出会えて良かった、おすすめの一冊です。
野沢尚さんの本
このblogを書き始める前に読んでいた野沢尚作品を、自分の覚え書きとしてAmazonのあらすじをそえて保存しておこう。
- 破線のマリス
首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑶子は、虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった!?事故か、他殺か、1本のビデオから始まる、超一級の「フー&ホワイダニット」。第43回江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリ。 - リミット
連続幼児誘拐事件の謎を追う警視庁捜査一課・特殊犯捜査係勤務の有働公子。婦人警官でなく、1人の母親として事件の当事者となってしまった彼女は、わが子を取り戻すため、犯人のみならず警視庁4万人を敵にまわすことに……。驚愕の展開、そして誰も予想だにしなかった戦慄の結末。ミステリーの到達点!
- 呼人
少年は12歳にして「永遠の命」に閉じ込められた!?僕はなぜ大人にならないのだろう。心も躰も成長を止め、純粋な子供のまま生きていくことは果たして幸せなのだろうか。出生の秘密を自ら探る呼人が辿り着いた驚くべき真実とは。感動のラスト、権力者の理想が引き起こす現代の恐怖をリアルに描いた傑作長編。 - 眠れぬ夜を抱いて
ひとつの町で連続して起こる一家失踪事件。平凡な主婦、中河悠子(33)は、その町の開発者でもある夫を助けるために独自に調査に乗り出していく。だがそれが悲劇の始まりだとは気づきもしなかった…。悠子までを巻き込んで展開する残酷な復讐の罠、罠、罠!果たして彼女は夫の嫌疑を晴らして真相に辿りつけるのか。超大型サスペンス長編。
- 深紅
父と母、幼い2人の弟の遺体は顔を砕かれていた。秋葉家を襲った一家惨殺事件。修学旅行でひとり生き残った奏子は、癒しがたい傷を負ったまま大学生に成長する。父に恨みを抱きハンマーを振るった加害者にも同じ年の娘がいたことを知る。正体を隠し、奏子は彼女に会うが!?吉川英治文学新人賞受賞の衝撃作。 - 砦なき者
報道番組『ナイン・トゥ・テン』に売春の元締めとして登場した女子高生が全裸で首を吊った。恋人を番組に殺されたと訴える青年八尋樹一郎の姿は、ライバル局の視聴率を跳ね上げた。メディアが生んだ一人のカリスマ。その邪悪な正体に気づいたのは、砦を追われたテレビマン達だった。『破線のマリス』を超える衝撃。
野沢尚さんのご冥福をお祈りいたします。
28日午後2時半ごろ、東京都目黒区八雲、作家野沢尚さん(44)の事務所で、野沢さんが首をつって死亡しているのが見つかった。警視庁碑文谷署は、自殺とみて調べている。
野沢さんは1983年に日大芸術学部映画学科を卒業し、脚本家としてテレビや映画の脚本を執筆。97年には小説「破線のマリス」で江戸川乱歩賞を受賞している。(共同通信)
大好きな作家・野沢尚さんが亡くなった。
彼の作品がもう読めないと思うと残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
「恋人よ」を読んで
「恋人よ」を読み終わりました。:mrgreen:
読み終わった直後はしばし放心状態。久しぶりに本を読んで泣けてしまいました。
男女2組でくり広げられる恋愛模様の中、人を愛する切なさと素晴らしさ、家族への思いが描かれていてとても感動。ちょっと偶然が過ぎるところもあったけど…
「人を愛するって素敵なことだな」って改めて思ってしまいました。